カメラのお勉強 「絞り」
nakamura
でもくらしいい
一年を24分割した「二十四節気」(にじゅうしせっき)という暦があります。12月21日から1月5日までの期間が、二十四節気のうえで22番目の節気「冬至(とうじ)」にあたります。「冬至」はさらに細かく見ると、3つの時期に分類されます。これを「七十二候」(しちじゅうにこう)といいます。
12/21~26頃 「乃東生」(ないとうしょうず)
「夏枯草(ウツボグサ)が芽を出す」時期を表しています。
12/27~31頃 「麋角解」(びかくげす)
「大鹿の角が落ちる」大鹿が古い角を落として新しい角の準備を始める様子を表しています。動物の生態に注目した表現です。
1/1~6頃 「雪下出麦」(せつかむぎをいだす)
「雪の下から麦が芽を出す」雪の下でも麦が芽を出し、春に向かって育っていく姿を描いています。雪の寒さの中にも、春への準備が進んでいることを感じさせます。
冬至にやりたいこと
ゆず湯に入る
「無病息災」「厄払い」
「冬至=湯治(とうじ)」とかけて、湯に入る習慣ができたとも言われています。ゆずの香りにはリラックス効果や血行促進の効果があり、体を温めることで風邪をひかずに冬を乗り越えられると言われています。
「ん」のつくものを食べる
かぼちゃ(南瓜=なんきん)、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん
五十音の中で「ん」は最後の音。「終わり=完結、満ちる」というイメージがあり、物事が「実る」「成就する」ことを示します。冬至は「陰が極まって陽に転じる日(=一陽来復)」とされるので、「ん」がつく食べ物を食べることで運気が「満ちて」良い方向へ転じると考えられました。