朝が待ち遠しい 心を整える朝習慣

人生で初めて入院を経験してから、一日の過ごし方を改めて考えさせられました。毎日りっぱなアクションをする必要はないけど、じっくり味わって過ごそうと思っています。丁寧に生活するために一日の流れをできるだけルーティン化しようと決心しました。この記事ではモーニングルーティンについて少し掘っていきたいなと思います。
なぜルーティン化するのか?
①時間の節約
毎日の決断を減らすことができます。何をするか考える時間を短縮でき、他の活動に充てることができるようになります。同じ時間に特定のタスクを行うことで、体がそのリズムに慣れ、スムーズに仕事や学習を進めることができます。

②安定感
決まったルーティンがあることで、日々の生活が予測可能になり、ストレスを軽減することができます。特に不安を感じやすい人にとって、ルーティンが安心感をもたらし、心の安定につながります。特に変化が多い環境にいるときや、ストレスの多い状況にいるときに、ルーティンが心の拠り所となり、安心感をもたらします。

③目標達成の手助け
日々の小さなステップを積み重ねることで、大きな目標を達成しやすくなります。また、小さな成功体験を積み重ねることで、自信を持てるようになり、ポジティブな気持ちを維持しやすくなります。

ルーティン化を進めていって、本当に精神的に楽になりました。デメリットを挙げるならば、イレギュラーでルーティンどおりにいかなかった日は、今まで以上に不安な気持ちなります。
私が実践中のモーニングルーティンを紹介します。
- トイレに行く
だいたいおしっこで膀胱がパンパンになっているので、有無を言わさずまずはここから(笑) - 起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる
朝日を浴びることは体内時計をリセットし、目覚めを促進します。自然光を浴びることで、セロトニンという神経伝達物質が分泌され、気分が明るくなります。また、日光はビタミンDの生成を助けます。もしも、雨が降っていたらそれはそれで雨の匂いをかいだり、雨音に耳を澄まします。 - Youtubeで川のせせらぎや焚き火を再生する
自然の環境音は1/fゆらぎや、ホワイトノイズと呼ばれます。一定の周波数範囲にわたって均等に音が分布している音のことです。周囲の雑音をかき消し、集中力を高める効果があります。心が静まり、リラックスしやすくなります。 - モーニングページを書く
心の整理とクリエイティビティ強化のため。詳細はリンク先の記事をご一読ください。 - 天気と気温をチェックする
私は日々の服装が固定なので、服装を決定するためにチェックするわけではありません。季節を感じることがメインの目的です。「(例)今朝は霧かー。いやぁ、すっかり秋だねぇ。」(ウチのエリアは盆地なので秋に深い霧がでる) - 予定をチェックする
仕事の予定であれば、ふつう前日までには行動内容は計画済みです。朝に改めてスケジュールを確認するのは、仕事スイッチをポチッと入れる目的があります。 - 小さくてゆるい目標を設定する
仕事などの重要なタスク以外に小さなタスクを作ります。確実に達成可能な「ゆるプチ目標の達成」を繰り返すことで自己肯定感を上げ、ドーパミンの分泌を狙います。 - 着替える(毎日同じ服)
スイッチが切り替わったところで部屋義から仕事着に着替えます。私は同じ服を一週間分持っていて、毎日同じ格好をしています。スティーブ・ジョブズ氏でも有名ですが、同じ服を着ることで決断する回数を減らし、他のタスクに集中できます。また、衣服に気を使うことが少ないため、時間の節約にもなり、「同じであること」自体で安心することができます。 - 軽い掃除+休日は1エリア本気掃除をする
毎日の軽い掃除は、快適な環境を維持するためというよりリズムを作り出すためにやっています。同じ場所を同じ順番・同じ方法で軽くやる。休日には特定のエリアを決めて徹底的に掃除する。 - 朝食とホットコーヒー
食前にダークチョコ1かけを食べて、 Audibleを聴きながら朝食とコーヒーをいただきます。この時間がモーニングルーティンのシメにして最重要イベントです。幸福感が最大化し、この状態で会社へと向かいます。

このように、モーニングルーティンは一日の始まりをスムーズにし、心身の健康を保つために重要な役割を果たします。一日のパフォーマンスを向上させることができるでしょう。もっとも重要なのことは、完璧に自分にアジャストしたルーティンを作ることです。完全自分仕様のルーティンを見つけて、より良い毎日を過ごしてみませんか?