写真

カメラのお勉強 「絞り」

Azuki58

これからはデジタルミラーレスカメラをぶら下げて、移り行く季節を記録しよう!と思い立ち、近所や旅行先に持っていってはパチパチ撮影をしております。しかし、知識がないため、せっかくいいカメラなのに性能を使いこなせず、いつもAF(オートフォーカス)で撮っています。今日は少し勉強して写真のクオリティを上げようと思います。初心者がわかりづらいポイントを掘っていこうと思います。これで私も写真品質が劇的に向上する!(かもしれない)。

わかりづらいパラーメター①F値
別名絞り。写真の明るさや被写界深度(ピントが合う範囲の深さ)に大きく影響します。通常「f/数字」という形式で表されます。Fは英単語”focal”(焦点の)からきています。
・絞りを開く=光が多く入る=明るい
・被写界深度が浅くなる=ピントが合う範囲が狭くなる
・絞りを閉じる=光が少なく入る=暗い
・被写界深度が深くなる=ピントが合う範囲が広くなる

低F値(F1.4~2.8)に適した写真
ポートレート:F値を小さく設定すると背景がぼけるため、背景のディテールが目立たなくなり、被写体の顔や形が際立つ。

低照明条件下:暗い室内や夜景などの光量が限られる状況で、F値を小さくすることでより多くの光をセンサーに取り込むことができる。こうすると、シャッタースピードを適切に早く設定して、ブレを防ぐことができる。

マクロ撮影:花や昆虫などの小さな被写体を大きくクローズアップして撮影する場合、F値を小さくして被写界深度を浅くすると、被写体はくっきりとして、周囲はぼけて被写体がより引き立つ。

スポーツ撮影:動いている被写体を素早く捉えるためには、シャッタースピードを速く設定する必要がある。F値を小さくすることで光の取り込み量が増えて、シャッタースピードを高速にできる。

中F値(F4.0~8.0)に適した写真
風景撮影:中F値は、前景から背景まで適度に広い範囲でピントが合うので、山、森、市街地などの風景写真に最適。特にf/8.0は、最もシャープネス(画像の輪郭や境界線)が高いとされる絞り値であり、広範囲を鮮明に捉えたい風景撮影に適している。

ストリートスナップ:ストリートフォトでは予期せぬ瞬間を捉える必要があるため、中F値で広めの被写界深度を持たせることで、動く被写体でもピントが合いやすくなる。また、周囲の環境も適度にシャープに表現できる。

集合写真:複数の人物が異なる距離で写る場合、中F値を使用すると、グループの全員がピント内に収まりやすくなりる。全員がはっきりと写るグループ写真を撮影できる。

イベント写真:イベントやパーティーのような環境で、さまざまな距離の被写体を捉える必要がある場合、中F値は前後の被写体を適度にシャープに撮るのに役立ちます。シーン全体を効果的に記録できる。

記録写真:記録を目的とした写真では、環境のリアルな雰囲気を捉えることが重要。中F値を使用すると、被写体とその背景を適度にピントが合った状態で表現できる。


高F値(F10~)に適した写真
風景写真:前景から背景まで全ての要素を鮮明に捉えることが求められる。高F値を使用することで被写界深度が増し、広い範囲でピントが合ったシャープな写真を撮影できる。

建築写真:建築物を撮影する際には、建物の細部までくっきりと写すことが重要。高F値を使うことで建築のテクスチャーや構造が詳細に描写され、建物全体の形状をはっきりと記録することができる。

マクロ写真:小さな被写体を大きく撮影するマクロ写真で高F値を使うと、限られた範囲でも被写界深度を深くし、被写体の全体または大部分を焦点内に収めることが可能。細かい部分まで鮮明に写る写真を撮ることができる。

夜景や星空:星や夜景を撮影する際には、星や遠くの灯りなど、細かい光源をピントが合った状態で捉えるために高F値が使用されることがある。高F値により深い被写界深度を得て、広い範囲をシャープに捉えることができる。

なぜF値が低いと被写界深度が浅くなるのか

絞りが開かれるとピントエリアが狭くなる理由は、光の物理的な性質とレンズの光学的な働きに基づいています。ここで、その現象を詳しく解説します。
光の回折
光は波の性質を持っており、狭い開口部を通過するときには「回折」と呼ばれる現象が起こりる。絞りを大きく開けた場合、光の回折が少なく、光の束がより直接的にセンサーに到達される。その結果、光の集中する範囲が狭くなる。
・フォーカスと光の収束
カメラのレンズは入射する光を収束させて、センサー上に焦点を結ぶ役割を持っている。絞りが大きく開いていると、レンズを通過する光の束が広がるため、焦点が非常に細かい点に集中する。このため、その焦点の前後では、光の散乱が大きく、ピントが合っている範囲(被写界深度)が狭くなる。
・結論
むずかしいので、おぼえなくて大丈夫

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旅行者
旅をすることを最大限に楽しむためにインプット・アウトプット・シェアをしています。AIが台頭しているからこそ、「人間らしさ」を追い求めていきたいです。
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