健康

胸焼けさようなら コーヒーを楽しむ(胃腸弱い人用)

nakamura

一杯のコーヒーなしじゃもう生きていけない

そんなあなたは完全なるコーヒークレイジー! 近年、さまざまな研究によってコーヒーが健康に与えるさまざまな良い影響が報告されてています。心血管疾患や脳卒中のリスク減少、がん予防、2型糖尿病の改善、肥満防止など。すばらしい健康効果を持つコーヒー。私は毎日飲みたい派です。ところが胃腸があまり強くなく、飲みすぎるとすぐに胸やけしたり下痢したりします。

当記事ではコーヒー大好きで毎日飲みたいけど飲めないという、胃腸が弱い方向けとなっておりますので、胸焼け?下痢?なにそれ?という鉄の消化器をお持ちの方にはまったく無価値です。ここは飛ばして別のページをご覧になってみてください。

なぜ胸焼けを起こすのか
コーヒーの酸性:コーヒーは天然に酸を含んでおり、その酸性が胃酸の分泌を刺激することがあります。これにより、胃の内容物が食道に逆流し、胸焼けの感覚を引き起こすことがあります。
②カフェインの影響:コーヒーに含まれるカフェインは、食道の下部にある括約筋を弛緩させるとされています。この括約筋が緩むと、胃酸が食道へ逆流しやすくなり、胸焼けを感じることがあります。
③胃腸の運動性の増加: カフェインは胃腸の動きを活発にする効果もあり、これが胃内容物の逆流を促すことがあります。

なぜ下痢をするのか
コーヒーの酸性:胸焼けの原因同様、コーヒーは酸性度が高く、敏感な人では胃腸の刺激となり、下痢を引き起こすことがあります。
カフェインの影響: カフェインには利尿作用があり、腸の運動を活発にする作用があるため、消化管を素早く通過させることがあります。これが下痢を引き起こす原因になることがあります。
クロロゲン酸:抗酸化物質の一つで、多くの健康効果が報告されています。が、体質によって胃腸に影響を受ける人がいます。敏感な人では胃腸の動きが活発になり、下痢を引き起こすことがあります。

どちらにも共通している原因には「酸性」と「カフェイン」がありますね。

胸焼け・下痢を防ぐポイント
酸性度:低酸性であることがパッケージに明記されているコーヒーを選ぶと確実です。製品の説明に「低酸性」、「スムース」、「マイルド」、「優しい」といった表記があれば酸性が低いかも。
豆の種類:一般的に、アラビカ種のコーヒー豆はロブスタ種に比べて酸味が少ないとされています。特に、中米や東アフリカ産のコーヒー豆は酸味が強い傾向にありますので、それらの地域以外の産地のアラビカ豆を選ぶと良いでしょう。
焙煎度:深煎り(ダークロースト)のコーヒーは酸味が少なくなる傾向があります。深煎りは焙煎過程で豆の天然の酸が分解されるため、よりマイルドな風味になります。
抽出方法コールドブリュー(水出しコーヒー)は、熱を使った抽出方法に比べて酸味が少なくなる傾向があります。熱水を使用すると酸味成分が豆から抽出されやすくなるため、コールドブリューがおすすめ。
デカフェ:別名「ノンカフェイン」または「カフェインレス」。直接的な原因とみなされるカフェインを摂取しないという、ダイレクトな方法。
量と濃度:一日に飲む量を減らす、一度に飲む量を減らす、濃く作らない、ミルクを入れる。一気に摂取しないことで胃腸への負担を和らげます。
タイミング:食前や空腹時に飲むと、どうしても胃酸が過多になりやすいです。食事中または食後のタイミングで飲むことで胃酸の分泌をゆるやかにします。

私がもっとも愛飲しているのは、便利さと安さと美味しさのバランスが神セブンカフェのコーヒーです。アラビカ種の豆使用です。産地はグアテマラ、タンザニア、コロンビア、ブラジルのものをブレンド。

以前は、朝食時にホットコーヒーL、午後3時ごろにアイスコーヒーL。いずれも「濃いめ」で飲んでいましたが、前述のとおり胸焼け&下痢のコンボに襲われたので、今は朝食時のホットコーヒーL「ふつう」一杯だけに変更しました。これにより症状は改善しています。本音はもう一杯飲みたいので、デカフェを試してみようかなと思っています。

健康効果もさることながら、深いリラックスを与えてくれるコーヒー。上手に付き合っていきたいですね。



“Well without a cup of coffee milk I can’t live any longer, Coffee-milk crazy”

Flipper’s Guitar 『Coffee-milk Crazy』

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