立冬

一年を24分割した「二十四節気」(にじゅうしせっき)という暦があります。古代中国の黄河流域で農業の目安として作られた暦です。太陽の黄道上の動きを15°ごとに24等分して決めています。紀元前からすでに太陽の角度を測定できたって、古代中国すごい!
年によって異なりますが、だいたい11月の7日か8日が、二十四節気のうえで19番目の節気「立冬」にあたります。文字通り、冬が始まるという時期ですね。「立冬」はさらに細かく見ると、3つの時期に分類されます。これを「七十二候」(しちじゅうにこう)といいます。
11/7~11頃 「山茶始開」(つばきはじめてひらく)
つばきと読みますが、厳密にはサザンカのことです。サザンカが咲き始めるよ!っていう意味。
11/12~/16頃 「地始凍」(ちはじめてこおる)
朝晩の冷え込みが厳しくなる、地面から霜柱が出てくる、 水面に氷が張る。本格的な冬の寒さで大地が凍り始める時期であることを指します。
11/17~21頃 「金盞香」(きんせんかさく)
金盞香とは水仙のことです。つまり、水仙の花が咲き始めるよ!ってことですね。ちなみに学名は学名は「ナルキッソス」。ギリシャ神話に登場するナルキッソスという少年の名前が由来です。カッコいい!うーん、たまらん。でも、スイセンって春じゃないのかな……?「咲き始める」っていうことだから、見ごろとは違うのでしょうね。

立冬にやりたいこと
冬支度をする
こたつを出す。暖房器具の点検や掃除を行う。窓や扉の隙間をふさぎ、冷気の侵入を防ぐ。
体を冷やさない
保温性の高い服を着る。室温に注意(18~22度をキープ)する。入浴はシャワーではなく湯舟につかる。鍋料理やシチュー、ラーメンなど温かい物を食べる。ちなみに11月7日は「鍋の日」だそうです。
のものを食べる
・大根・里芋・長葱・白菜・ほうれん草・柿・ゆず・りんご・サケ・ズワイガニ・フグ・ブリ・マグロ
写真を撮る
サザンカ、霜、スイセンなど、「立冬」を感じられるモチーフの写真を撮って、季節をじんわり感じる。私はスマホではなくデジカメを持って出かけようと思います。

秋が終わり、冬が始まる直前といった雰囲気の「立冬」。徐々に迫ってくる厳しい冬に備えるぞ!っていう空気がとても好きです。風邪などひかぬよう、ゆったりと生活していきましょうね。